4月1日はエイプリル値上げ -デフレの終わり-
今日は平成31年4月1日
元号が発表されるきみんなあが気にしてないけんど
たくさんの企業が値上げを発表しちゅうね
今まで値段をそのままで 内容量を減らすことで対応してきたろ
最近のお菓子の中身の少なさは驚くでね
そこまでやって来たのに もう限界が来たってことながよ
政府がインフレ目標にしてきた2%物価上昇は
実質もう値上がりしちゅうと思うが
インフレとデフレは価格の上下動物価指数で表すけんど
価格の変動がなかったら 実質は値上がりしてないってことになるきね
最近どこでも人材不足を理由に値上げをすることが多いけんど
一番話題になったがは宅配業界の値上げが先陣を切ったで
最大手取引先のAMAZON.CO.JPとの価格値上げ交渉をしたことよ
適切な給料を支払うには 荷物の安売りを止めるし
法律に則った労働時間を守ろうと思ったら ひとが余計にいるきね
宅配便業界は世界最高の物流を個人に提供しゆうがよ
アメリカのamazon.comなら アマゾンプライムにもランクがあって
日本と同じ配送スピードで送ってもらうには
約1万円毎月の費用を払う必要があるが
アメリカなら買い物に行くガソリン代を考えたら
安いかもしれんけんど
日本はアマゾンプライムの最低ランクで最速配送やきね
なんぼ国土が狭い言うてもね
行き過ぎたサービスを提供できんようになったがやき
ランク分けして サービスを提供する時代が来たね
コンビニの24時間営業を時間指定営業の一部休止も
サービスを一律で提供することができんなったがよ
デフレと言えば牛丼屋やけんど 低価格を実現するがに
夜中は一人で営業とか無茶苦茶やろ
サービスを提供するために 無理を重ねる
こんなことがずっと続いてきたがよ
結果
サービスを提供できんようになった
本末転倒よ
サービスは提供する側とされる側 どっちも麻痺するで
する方もされる方も もっとせんと もっとしてもらわんと
満足できなくなるきね
SNS時代は顧客の評価が直接企業に届くだけやのうて
ひとりの判断が全体評価みたいに受け取られるきね
それが内容量を減らすことにつながちゅうがやと思う
結局はどにもならんようにならんと
どうにもならんってことやね
実は過剰サービスを止めた国があるがよ
アメリカの過剰サービスは1950年代頃盛況やったがよ
でも顧客の再現のない欲求に答えることができんようになって
アメリカでは過剰サービスを止めることになったらしい
その時代に買い物しよったひとは今でもいろいろうるさいらしい
アメリカは過剰なサービスを低価格を提供することにシフトして
今でもいろいろな手法で価格を下げるサービスを提供しゆう
例えば食べるものの多くは遺伝子組み換え食物を使うことが
前提となっちゅう
小麦 とうもろこし とかがその代表よ
小麦はパン
とうもろこしは牛肉になる牛の餌になるがよ
遺伝子組み替えたら 確実に収穫することができるきね
そこまで日本の企業は割り切れるろうか?
顧客志向に振り回されて
過剰なサービスを無駄に提供してないろうか?
何を提供するか なにを止めるか
そろそろ取捨選択の時期がきちゅうと思うね
ほいたらまた