備えてないのに憂うなや -防災対策は未来を見据えて-
備えあれば憂いなし
昔から普段の用心を準備を心掛けておいたら
何かあった時に役に立つと言われよった
それやのに最近の天気はひどいね
この前の台風19号の猛威は日本中を襲ったろ
備えていない地区の人達に災害を起こしゆう
それが最近の気候の変化で何かがある場所が変わってきたがよ
高知も昔から台風の通り道と言われよったき
子供の頃から台風の備えはいつも心掛けちょった
それでも低い土地に住みゆう友達とかは床上浸水して
家がめちゃくちゃになったりしよったね
長い間災害にあったと地区ではいろんな準備をしよった
高知の沈下橋もそのひとつよ
大雨で上流から流れ込む濁流から橋を守るために
橋桁をなくして丈夫なコンクリートの橋を作った
大雨じゃなくて 経年疲労で橋はなくなったりするけんどね
佐田の沈下橋は長さ100mの長い橋やけんど
通常は橋の下2mくらいの水位ながやけんど
大雨の時には橋から20mくらい離れて4,5m高い位置にある
国道にも水があふれるがよ
そのくらい大雨は水が集まって 流れるスピードも恐ろしい速さになる
高知は台風と大雨の対策を長い間対処してきたけんど
大雨の度に山は崩れて 通行止めになるところがあるがよ
河川対策で一番有名ながは早明浦ダムなが
八ッ場ダムが今回の台風の治水に役に立ったていうけんど
早明浦ダムは吉野川水域の治水のために高知県が差し出した土地ながで
そんな現状を見かねた徳島県からお願いされた懸案ながよ
早明浦ダムのケースは長年の念願を達成した事案やろうけんどね
最近の災害が起こる場所は今まで災害が起きなかった年に起こりゆうね
たぶんずっと昔には起こったことがあるがやろうけんど
半世紀を超えたら誰も覚えてないろうしね
国の防災予算は災害が起こるまで無駄使いと言われるでね
予算を無駄使いとして終止することが検討されよったけんど
国は一般人が想像できないことを責任を持って遂行する
そんな立場の人達ながやき 投票者の言うことに惑わされず
しっかりを日本の未来を見据えて計画をして欲しいでね
災害は忘れた頃にやってくる
寺田寅彦先生のこの言葉を忘れたらいかんで
ほいたらまた