しょうがらーどっちでもかまんろ？ －高知ブランドの構築－

しょうがの偽装事件に罰金刑になったね

中国産のしょうがを高知県産って偽装して加工販売した事件よ

高知のしょうがは日本一の生産量を誇りゆう

高知の生産物でも全国で勝負できる産品ながよね

生産者と一番近いはずの加工業者やのに

どうなるかわからんかったがやろうか？

想像やけんど

そこまでせんと利益がでんようになっちょったがろうね

生産、加工、卸売、小売、消費者　従前の販売ルートは

売上の確保に値下げ交渉を繰り返しお願いされるがよ

そこで比較されるがは中国産しょうがになるがやろうね

高知のしょうがをブランドとして扱うわけじゃなくって

割高なしょうがとして扱われるがやったら

中国産のしょうがでも変わらんろうって気持ちになったがやないろうか

生産者からはどれだけたくさん購入しても

価格を大幅に下げて仕入れることはできんと思うがよ

そうなったら加工業者は一番つらいでね

大手の卸売業者とか小売店にに入れろうにも

納得できるほどの価格競争力を持ってないと思うがよ

小さな高知の加工業者は競争に負けて潰れるがは仕方がないがやろうけんど

品物の魅力じゃなくて　販売力だけで品物の良し悪しが決まるがやったら

中国産でもどこさんでも関係ないってことやろ？

高知の一番弱いところは認知やろうね

知ってもらう努力が足りんがよ

高知の品物を知ってもらわんことには　誰も値段の高いものを買うてくれんで

既存のルートで他県の産品と同じルートを使っても

今よりも取扱量が増えることは期待できん

これからは直接消費者に売り込まんことには儲けが出んで

先週やったろうかこの前のことやけんど

楽天市場のランキングで田野屋塩次郎の塩が２位なっちょたがよ

種別で言うたら食塩で　塩

それが総合ランキングの２位になるってすごいことでね

総合ランキングは例えばみんながミネラルウォーターとか

ジャニーズのＤＶＤとか

全国区の品物が上位を占めることが多いがよ

その中に田野屋塩次郎の塩がランキングに入っちゅうことを

見た時は驚いたで

田野屋塩次郎は海洋深層水を組み上げて　天日で作る

天然塩で高知では何度も新聞とかで取り上げられゆうき

結構有名ながやけんどね

田野屋塩次郎のから学べることは

高知ブランドを構築するには顧客に直接アプローチできることが

必要ということよ

いわゆる六次産業やね

顧客に直接訴えることしか　高知のブランド化はできんと思うが

スーパーマーケットの買い物中に　高知のブランド説明とか

読む気にはならんきね

生産地を偽装したしょうが加工業者も六次産業に取り組んじょったら

たくさんの生産者と消費者に喜んでもらえるしょうが加工品を

生産しよったかも分からんで

今までの販売ルートでは設けは出んがやき

新しい道を進む勇気が必要やったが

失敗は自分の関係者には迷惑をかけるだけやけんど

偽装は取引業者全てに迷惑をかけたがよ

これ異常頑張っても経営方針を変えんと儲からんで

もう無理しなや

ほいたらまた