自由闊達 高知のおんちゃん

高知でガンバルおんちゃんぼっち社長のブログです

職人と資格を捨てて生き残る -AI時代の専門性とは-

 

手に職をつけることは昔の人が一生の食い扶持を得るための手段やった

例えば大工は中学をでて現場に出ることで建築のいろはを学んだ

道具の使い方、材料の仕入れ、他の職人との協力体制

これを学んだら独立しても一生食って行けた

 

それが今ではひとに頼らない住宅が作られるようになって

建築は大きなプラモデルとなった

工場で作られた材料を組み立てることが職人の仕事になったがよ

 

職人の中でも最上級の大工がこうなってしまったら現在では

職人で食って行けんしなりたがるひとはおらんようになるでね

 

そしたらどうやって多くの人は食い扶持を探すがやろうか

これから先AIに仕事が奪われることに恐れゆう業界も多いし

AI時代の本当に価値のある職業を特集したりしゆう

自動化が進む業界がダメとか 簡単な仕事はひとがいらんとかね

 

例えば経理の資格はすぐになるなると言われいう

今でも自動で振り分けれくれる会計ソフトがあるきね

一般的に経理の仕事は企業から提出される帳簿の管理と

資金計画の相談だけながやろうけんど

帳簿の管理が自動化されるがやったら残る仕事は資金計画の相談しかなくなる

そこのコンサルティング業務を主力にすることで

定期的な収入を得ることができる

他のサービスを組み合わせるとより価値のあるサービスを提供できる

今までは一定の仕事を提供するだけで良かった業界はその垣根を破壊されて

他の業界から参入されると従来の枠組みで仕事をしよった人たちは対応できん。

それなら自ら垣根を壊して本来他業種のサービスを経理と並行して行ったら

自分の資格を活かせることになると思うがよ

 

大工の話に戻ると

大工は家を建てるだけやのうて 家を売りたいひとの中古の住宅を探してきて

住宅販売とデザインリフォームをセットで行うとか

これなら若い世代の人たちにも戸建住宅を手に入れることができる

デザインのセンスは必要やけんどね

 

今までの資格とか職人は一定の枠の中で専門性を追求して

存在価値を高めていった

その存在価値が消滅する可能性が高まってきた中で

今まで付帯サービスとして行ってきた仕事を

今までの仕事と並行して行う必要になったで

2,3つの仕事を組み合わせることで顧客の満足度を高めて

新しい価値を提供できるようになると思うがね

 

資格と職の垣根を超えてもっともっと幅広いサービスを提供する

こうすることでAIの提供できるサービスを超えることができると思うがよ

それが生の人間の知恵やきね

 

ほいたらまた