自由闊達 高知のおんちゃん

高知でガンバルおんちゃんぼっち社長のブログです

よさこいがイカンなる前に変えんとイカン -参加者を増やすための方法-

 

そろそろよさこいやね

高知の夏がはじまった気分になる季節が来たで

今年のよさこいの話題になっちゅうがは

参加人口の現象やね

日本でも有数の年寄り県の高知が県内だけで

参加人口を増やすことは難しいなっちゅう

参加人口の原因は高齢化が一番の原因やろうけんど

参加費用の高騰と練習期間の長期化が挙げられる

参加費用はだいたい3,4万くらいやろうか

女性は理美容費用が加算されて大きな出費になる

社会人とかバイトできる年齢の人なら問題はないけんど

主婦とか 子供には厳しい金額でね

 

練習の長期化も問題の一つやと思う

オリジナルの踊りを毎年採用して 毎年最初から練習をせんといかん

それも毎年高いレベルを求められるようになったし

ついていけんひとが多いがやないろうか

 

よさこいが特定のひとだけが参加できるイベントになってしもうたがよ

たくさんのひとが参加するよさこいが 

たくさんのひとが見るイベントになったがよね

 

阿波踊りはどうやろうか

正調の踊りは決まっちゅう そこは揃える美しさがある踊りで

踊りのグループの連ごとにオリジナルの踊りも用意しゆう

それでもよさこいとくらべたらオリジナルの幅が限られちゅうで

 

よさいこははじまった時から正調踊りがベースとなっても

踊りとか リズムとか 決められたものがなかった

鳴子を持つこと 踊りの最中によさこい節を入れること 前に進むこと

これしか決まってなかった

今のよさこいの浸透はこの自由度の高さにあったと思う

好きなように決めて 踊れる 自分たちの踊りができるがやきね

 

その自由度が金銭的、時間的制約を受けるようになったことは問題やと思う

よさいこチームを運営することが経営となってしもうたら

利益を出すように価格設定をすることは当たり前やけんど

収益チームばっかりではよさこいがやせ細っていくと思うがよ

 

危機感を抱いた関係者が今年から子供のチームを立ち上げたらしいけんど

将来への投資やき よさこいの未来をつく理由みたいなことじゃないで

自分の利益の元になる エサ巻きよ

 

そう考えたらよさいこは学生のサークルに依存することになる

実際に全国的なよさこいの企画は学生が中心になって立ち上げられゆう

そうなるとよさこいも都市部中心に展開されることになって

高知のよさこいの地位が失落することは目に見えちゅう

 

高知でよさこいに今できることは

大学生と高校生チームへの資金援助

小中学校でのよさこいイベントの開催やね

 

子供らあに何度もよさこいを踊りたいと思わせるには

踊る快感を味わうことが一番やと思うがよね

学校から地域のチームへと 自然と参加できるシステムを作らんといかんで

そのためには地域でできるだけコストを下げて

参加費用の安いよさこいチームを作らんといかん

入賞するレベルのチームとプライベート参加チームが両立するようにね

そのための組織的な取り組みと 公共からの資金援助はいると思うがよ

 

よさこいを見て楽しむから 踊って楽しむに変えてイカンといかん

イカンなる前に変えんとイカ

 

ほいたらまた